2016年7月10日日曜日

12 締切の数だけ、強くなれる! 「安全・安心・安定」ではなく、「変化」を楽しもう! 逆境を笑え。そして、この道を信じ、堂々と、力強く、前へ、進め。

締切の数だけ、強くなれる! 「安全・安心・安定」ではなく、「変化」を楽しもう! 逆境を笑え。そして、この道を信じ、堂々と、力強く、前へ、進め。

本当はさ。逆境だから笑えないよね。クヨクヨ迷い、凹んでばかり。言い過ぎちゃったり、やり過ぎちゃったり、誤解されたり。時には、プレッシャーに押しつぶされそうになって過呼吸になったり。

僕はね。講義ではさ。教壇に一人で立ち、プレッシャーと闘ってるんだ。学会でもさ。世界の優秀な研究者相手に、一人でプレゼンテーションに臨んでいるんだ。研究者として、世界の舞台にあがているんだから、自分が1番できる!と思い、言い訳なんかせず、堂々と自分の主張を展開し、やりぬかなきゃならない。だって、自信がない人は、信頼を勝ち得ないからね。

そしてね。僕は、研究者だからね。好きなことやってるからね。好きなことできるからね。研究室で研究しているのが、仮説を実証しているのが、一番楽しいし、最高の幸せ。僕はさ。僕らの社会を支える技術の進化を図りながら、人の前に出て、そして、「楽しい」「らっぴー」「ガーヒー」って笑いながら、クリエイティブなこと、最期まで、やり遂げたい。

だれもができないこと。僕しかできないこと。この世界に、岩尾は、2人、必要ないからね。だから、どうせならさ、「安全 安心 安定」ではなく、「変化」を楽しもう!そう。逆境だからこそ、自分の道を信じ、堂々と、力強く、前へ、進もう。

「締切の数だけ、強くなれる! 「安全・安心・安定」ではなく、「変化」を楽しもう! 逆境を笑え。そして、この道を信じ、堂々と、力強く、前へ、進め。」

2016年6月26日日曜日

11 共感すること。自分の境界をなくすこと。もっと、ポジティブになろう!バカやろう!

共感すること。自分の境界をなくすこと。君の喜びは、自分の喜び。君の悲しみは、自分の悲しみ。君の怒りは、自分の怒り。君の楽しみは、自分の楽しみ。だから、「一緒」に、喜び、悲しみ、怒り、楽しもう。「一緒」に、取り組み、認め、許し、応援しよう。そして、そんな素敵な時間を「一緒」に過ごしてくれた君に、感謝しよう。これこそがギブ&ギブ。これこそが応援と感謝。

相手に気づかれない気遣いをすることや応援と感謝するということは、相手に期待すること、相手を自分の思い通りにすることでないよ。他人へのおせっかいや、他人に期待し相手に課題を押し付けること、こんなに尽くしたのにと情を押し売ることでもない。あとね、嫉妬したり自己嫌悪に陥り、相手や自分を攻撃するのも、もうやめよう。誤解されることを恐れたり、先入観を持ち相手を警戒したりすることなく、ただ純粋に相手に共感し自分の境界をなくすこと。そう。ただ純粋に「応援と感謝」をするだけで、そして、「大義名分」の旗を掲げ行動していくことで、自分の言葉や行動に気持ちや重みが備わっていき、知らぬ間に相手に伝わっていくからさ。

だから、もっと、ポジティブになろう!バカやろう!未来を考えたり、他人と比較したりするのは、やめよう。まだやってもないことに、おびえ、恐れ、不安になるのは、もうやめよう。あきらめること、逃げることは、最終手段。まずは、「やってみなはれ」の精神で行こうぜ!人間は、言い訳の天才。でも、いつまでも、その言い訳で、自分のプライドを守るつもり?大丈夫。まずは、ひとつのことに打ち込んでいけば、必ず、何かのきっかけが得られるよ。小さな成功、小さな喜びを積み重ねてみよう。逃げず、諦めず、謙虚に前進してみよう。そうすれば、知らぬ間に、視界が開けるぞ!

君には、人を変え、人を幸せにし、そして、未来を変える、力がある。だから、誇りを持ち、人々をワクワク楽しませることを、気づかれない気遣いで、もっと大胆に始めよう。自分が楽しければ、相手も楽しくなるよ。自分が笑顔でハッピーなら、周りも笑顔でハッピーになるぞ。自分の小さい価値観なんてぶっ壊そう。自分の決めた勝手な境界や限界なんて、なくしちゃおう。

大胆過ぎるぐらいが、ちょうどいいよ。
もっと自信と誇りを持って、もっともっと前に出よう。

大丈夫。できるし。ついてるし。

さぁ、もっと大胆に。もっと自信と誇りを持って。常識を飛び越えろ!

今、悩み、苦しんでいるキミへ。

明日は、もっと、よくなる。
明日は、もっと、楽しくなる。

そう。ついてるし、できるし。

大丈夫。どーにかなっから。


「ガーヒー♪ヽ(´▽`)/」


恐怖や不安が出てきたら、過去のトラウマ、未来への不安が出てきたら、声に出してみよう。肩の力が抜け、穏やかな気分になるぞ!

さぁ、明日も、いつもの最高の笑顔で、前進しよう (^o^)

2016年4月24日日曜日

10 常識を突き破れ!常識を飛び越えろ!

常識を突き破れ!常識を飛び越えろ!この世の進歩は、創造的/独創的(クリエイティブ)なアイデアによる技術革新(イノベーション)により起きるもの。常識にとらわれてちゃ、前に進まないよ。そもそも、誰もが他人とは違うのにさ。いつのまにか、他人と同じことが正義になってない?君の常識が本当に正義なのかい?価値観の押し付けは、社会の発展に全く貢献しないよ。

本当はね、「ひらめき」は、誰にでも、いつでも訪れてる。でも、クリエイティブな人は、ポジティブだし、すぐに行動を起こすし、めんどくさいからと言い訳を探さないし。そして、他人とは違うアンテナや価値観を持っているもの。そう。チャレンジ精神が旺盛で、同じことでも違う角度で大局的に物事を見ることができるから、「ひらめく」ことができるんだよ。あのね、長い時間をかけて考えてたって、ひらめかないよ。ものの見方、そのものが違うんだから。

そして、クリエイティブな人は、お金や名誉では動かないよ。プライドなんかも気にしない。一人だって気にしないし、空気だって読まないし。間違いは素直に認め、どんどん知識を吸収し、新たな考えを生み出していく。そもそも、あんまり深いことを考えず、純粋に創造的/独創的なアイデアによる技術革新を楽しんでいるだけなんだからさ。

だから、常識なんてブレーキ踏まないで、自分の都合のいい言い訳をせず、すぐに、ドンドン動こう! プライドなんて、捨てちゃおう! クヨクヨしないで、隣の芝が青い、なんて考えない。「限界」なんて言い訳をするのもやめよう。「継続」こそが成功への魔法の言葉。純粋に、楽しんで取り組み続けてみよう。知らぬ間に、壁が勝手に崩れ去っていくからさ。

さぁ、常識を突き破ろう!常識を飛び越えよう!

2016年4月10日日曜日

9 寄り道、回り道こそ、実は近道。「不安」や「恐れ」にサヨナラしよう。

寄り道、回り道こそ、実は近道。成功しているあの人は、本当にまっすぐ平坦な道だったと思う?悩み苦しまず、成功できたと思う?そんなわけがないことは、誰でもわかるよね。そう。困難があっても一生懸命に笑顔で前進したから。「不安」や「恐れ」があってもそれを乗り越えたから。継続してたゆまぬ努力をしたから。自分に自信を持ち、周りを巻き込み、前進したから。だから、運も仲間も味方につけて、成功したんだよ。

一歩を踏み出すのも、その壁に挑むのも、君が決めること。腐るのも君次第だよ。もし、自分の適性を的確に判断し、君自身が決めたなら。そして、君が一生懸命に笑顔で取り組むならさ。大丈夫。失敗なんかしないよ。寄り道、回り道をするかもしれない。最初とは違う方向に行くかもしれない。でも、その経験が、実は近道になり、成功へ導かれるよ。そう。結局、人生、どーにかなるからさ。

あのね。焦ってしまうこと。腐ってしまうこと。諦めてしまうこと。そして、そんな自分が嫌いになること。自分を責めたり、卑下したりして、嫌な気分になってしまう自己嫌悪は、自分の成長には全くつながらないよ。自分の心を強化することにもつながらない。あとね。人のせいにしたり、責任を転嫁したり、運命を呪ったり、そんなことをしても解決になんかならないよ。だから、そんな自分を哀れだと酔いしれ、悲劇のヒロインになるのは、もうやめよう。

完璧な自分なんかいないし、完璧な他人なんかもいない。間違う自分、できない自分を認め、そして許そう。自分と違う価値観の他人を認め、そして許そう。プライドなんか捨てちゃおう。笑われるのを、噂をされるのを楽しもう。他人をうらやましがったり、隣の芝が青いなんて考えたりするのを捨てよう。他人と比較をするのも、もうやめよう。そもそも、他人は、君のことなんて、何にも考えていないからさ。他人の発言に右往左往するのも、顔色をうかがうのも、もうやめよう。

そう。君自身が勝手に作り上げた「不安」や「恐れ」なんて、絶対に起こらないからさ。だから、そんなの吹き飛ばしちゃおう。そして、自分を大好きになろう。1つ1つ、小さなプラスを積み重ねれば、いいんだよ。過去なんて振り返る必要はないし、遠くを見る必要もない。今だけを見て、プラスを積み重ねてみよう。

ほらほら。もう、過去にやってしまったことは、仕方ない。大義名分を持って、やったんだよね。だったら、自分の行動を認め、何があっても自信を持ち、堂々と振る舞えばいいさ。過去は変えられないし。でも明日は変えられるよ。昨日より今日。今日より明日。だから、焦ったり腐ったりするのに、サヨナラしよう。

寄り道、回り道こそ、実は近道。「不安」や「恐れ」にサヨナラしよう。

2016年3月13日日曜日

8 知識ではなく、教養を身に着け、教養を活かそう

知識ではなく、教養を身に着け、教養を活かそう。なぜ、あの人の周りには、人、物、情報、金が集まるんだろう。なぜ、あの人の周りの人達は、笑顔が絶えず、みんなが成長できるんだろう。そして、なぜ、あの人は、ついてるんだろう。

教養とは、余裕、距離感、感動力、言葉力、潜在能力、他者観を持つ人。この中で、特に、心に余裕と豊かさを持つことは大切だよ。六芸や六経を極めてみよう。六芸や六経とは、現代に置き換えると、礼節、音楽、スポーツ、運転、芸術(書道/絵画/写真)、科学(数学/物理/化学/PC)、歴史、哲学の8つのこと。この8つに造詣が深くなると、不思議と、ものごとの捉え方が客観的になり、考えが穏やかになり、ポジティブになり、器が大きい人間になるよ。

そう。あの人は、信頼されている人、面白い人、笑顔な人、ポジティブな人。でもね、そんなあの人は完璧じゃない人。失敗もするし、間違うことだってある。たまには、感情的になったりもね。でも、目が離せない人、許せちゃう人、応援したくなる人。そして、そんなあの人は、ここぞというときに、教養の切り札を持っている人。相手に気付かれない気遣いで、相手を応援し、相手を楽しませ、相手を感動させることができる人。

本当に魅力的で人間力がある人はさ。知識を振りかざすのではなく、教養を持ち教養を活かしている人。教養を活かせる人は、心に余裕と豊かさを持ち、適度な距離感を保つことができ、熱意や意欲や理念を伝える能力があり、リセットや幕引きが上手で、気づかれない気遣いができる人。だから、あの人の周りにいると、笑顔が絶えず、知らぬ間に成長し前進できるよ。だから、あの人の周りには、人、物、情報、金が集まるよ。だから、あの人は、ついてるんだよ。

さぁ、教養を身に着けるところから始めよう。さぁ、外に出て、人に会おう。新しい世界が拓けるからさ。

2016年3月6日日曜日

7 「その傷、そのしくじりは、今の君の「武器」になってるからさ

他人の考えに、自分の気持ちが左右されるのは、やめよう。他人の顔色を伺う生き方も、もうやめよう。他人の評価、他人の言葉なんか、気にしない、気にしない。今、君が、誰よりも笑顔で、誰よりも挑戦して、誰よりも一生懸命ならさ。今の君、輝いているよ。そんな君を陰から応援し評価し、そんな君を大好きな人は、たくさんいるからね。

もし君が、過去の失敗を思い出して、恥ずかしくなったり、悩んだり、後悔しているのなら。もう十分、反省し償ったんじゃない?だから、そんなことがフラッシュバックされてきたら、飲んで歌って笑って、キッパリ忘れちゃおう。もう過去の話。その傷、そのしくじりは、今の君の「武器」になってるからさ。失敗し、どん底に落ち、それでも前進して復活した人のほうがさ。そう、多少の傷がある人のほうが、人間として魅力的だよ。そういう人は、社交辞令ではない、本当の相手への優しさを持ち、相手への応援と、相手への感謝ができるからさ。

だから、いつまでもクヨクヨしない。自分では、もう、どうにもならないことは、さっさと諦めよう。自分にとって、ためにならないこと、どうにもならないこと、そして、魅力がない人や物や事は、視界から消し去りましょう。

大丈夫。

君は、絶対に、できる。大物になる。幸せになる。

さぁ、昨日より今日。今日より明日。いつもの笑顔で、応援と感謝をしながら前進しよう!いつの間にか、楽しい仲間が集まってきて、君を応援と感謝してくれるからさ。

2016年1月24日日曜日

6 自分に才能があるのか、自分は成功できるのか。

「自分に才能があるのか、自分は成功できるのか。」


「羊と鋼の森」という本を読んだ。昔の自分とダブるところが多くて、才能とチャンス、努力に関し考えることも多かった。

作者は、僕より7歳ぐらい年上の方ですが、苦労された人です。

登場人物の言葉や考えが、僕の魔法の言葉とリンクすることが多く、特に、若いときの葛藤に共感が持てます。才能は誰にも備わっているものなのか、才能があれば成功するのか、自分に才能があるのか、自分はそれができるのか、自分は成功するのか、とか。不安でたまらない、自信が持てない、信頼も得られない。でも、そんな主人公のことを理解している人、才能を見極めている人もいる、という感じかな。主人公も他の登場人物も、もがいています。


僕も、振り返れば、若い頃はそうだった。もがいてた。だから、アメリカに挑戦しに行った。世界で勝負をしたかった。でも、それでも、誰かに甘えてた。そんな自分が、いつになったら自立できるのか、不安だった。本当に、自分でクリエイティブな仕事ができるのか、とか。そんなことを考えながらも、最後は、誰かが助けてくれるから安心と考え、無茶ばかりしてた。

アメリカでは夢破れたけど、いつからか、自分に自信がついきて、ハンドリングができるようになって、いつの間にか、不安がなくなってきた。でも、そんな時に、自分の成長した姿を見せたかった人が亡くなった。せっかく、やっと、対等に議論ができるだけの実力がついたのに。とても悲しかったし、悔しくて、自分が情けなかった。


閑話休題


才能は誰にも備わっているものなのか、才能があれば成功するのか。自分に才能があるのか、自分はそれができるのか、自分は成功できるのか。

自分の可能性を信じたい。でも、将来が不安でたまらない、自分に自信が持てない。そして、そんなことだから周りからも信頼も得られない。

こうなると、もがき苦しむことになる。もっとできるはずだと考える。成功者をうらやましく思い、誰の手も借りずに、自分だけで切り拓いていかなければいけない、と考えてしまう。でも、将来、本当に自立できるだろうかと悩み、焦り、余裕もなくなる。そして、ずべてが上手くいかなくなる。空回りしてしまう。

やりたいことと、向いていること、できることは違う。隣の芝は青くはない。だから、他人と比較し、自己嫌悪に陥ることはやめよう。他人と比較し、目標を高く掲げ過ぎ、空回りするのもやめよう。他人と比較することは、自分を苦しめるだけだから。


はたして、自分には、どんな才能があるのだろうか。

「リスクなくして、成長なし」 
「才能とは、情熱や努力を継続できる力」 

リスクをとっても自分の信念を貫き通すことで、成長する「きっかけ」をつかむことができる。才能とは、情熱を持ち続け、努力を惜しまず継続する力である。

この言葉は、本当に身に染みる。


結局、今を生きるしかないと思う。結果は、後からついてくると思ってる。だから、僕は、人の前に出ていくし、自分はできると暗示をかけるし、やるからには堂々とするべきだと思うし、謙虚にコツコツと笑顔でやるべきとも思う。

不安のせいで、いい仕事ができないのは、もったいない。だから、僕は、失敗することも、笑われることも、楽しむことにしている。

いろんなことに興味を持ち、いろんなことに挑戦していくこと。人間、誰しも何かしらの才能を、複数もっているもの。その才能(長所)を開花させるためには、その「きっかけ」をつかむことだと思う。だから、小さいことから、こつこつと、やってみよう。「きっかけ」探しをしてみよう。そして、好奇心、向上心を持ちづつけよう。


継続は力なり。


もし、今、君が、もがき苦しんでいるのなら。


「転機は諦めない人に訪れる。」


偶然を、幸運を、たぐりよせよう。待ってたって、考え込んでたって、偶然は起きないから。幸運は訪れないから。

他人を参考にし、他人と同じように努力するだけではダメ。あの人には、とうてい敵わない。更に、この世の中に、同じ人は二人いらないからさ。このことを潔く自覚してみよう。


さぁ、「きっかけ」をつかもう。自分なりの価値を生み出す方法を探し、学ぼう。些細なことでいい。他人とは違うことで、自分が向いていること、一番になれることをみつけ、人より努力して、上手にやり抜こう。謙虚に貪欲に、どんどん知識を技を吸収し、成長していこう。

そして、新しい世界の宝箱を開け、キラキラと輝こう!

2016年1月17日日曜日

5 嘘をついてしまった罪悪感は努力でしか消せない

「嘘をついてしまった罪悪感は努力でしか消せない」

テレビ朝日の「しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間スペシャル」で述べた、木根尚登さんの言葉。

木根さんは、大ヒット曲「Get Wild」を含め、30年間「エアギタリスト」であったことを告白した。そして、その経緯を述べながら、現在は、努力をして「最近、どんどんギターが上手になっている」と述べ、実演もされていた。木根さんの今は、努力を重ね嘘を克服し、本当に音楽を楽しんでいる姿だった。木根さんの心境や今までを知ると、その演奏はとても味があるものであった。歳をとってから始めたから「伸びしろがある」という前向きな発言も、考えさせるものがあった。

人間は、なぜ嘘をついてしまうのか。人間、誰だって多少は嘘をつくし、「私は嘘をついたことがない。」なんていうこと自体が、嘘であることは誰もがわかることであろう。嘘の中には、善意の嘘、自己防衛や自己弁護からくる嘘、自分のプライドを守る嘘、冗談から派生する嘘、組織を守るための嘘、そして、相手を貶めたり詐欺を働いたりする嘘もあろう。更に、「真実と事実は異なる」わけで、事実は一つであるが真実は人の数ほどあることも、考えを複雑にしている。

この中で、おそらく、多くの人がしてしまう嘘は、自己防衛や自己弁護、自分のプライドを守るためにつく嘘かもしれない。本当のことを話すのが嫌だし恥ずかしいから、あるいは、悔しいから、という理由で本心を言いたくないために嘘をつくこともあるだろう。最初は、冗談のような些細な嘘かもしれない。しかし、だんだん後戻りができなくなって、それが後々に人間関係にも響いてくることもあるだろう。見栄を張ってしまったり、少し大げさにし、話を大きくしてしまったり。そんなことで、悩んでしまっている人も多いと思う。

ただ、人は忘れる動物だから、実は、嘘をついてしまった本人だけが気にしていることも多い。人の噂も75日。あんまり気にすることはないし、「冗談だよ」、とか、「なーんちゃって」、って素直に言ってしまえばいい。

でも、引っ込みがつかないこともあるだろう。罪悪感も消えないかもしれない。

だから、「嘘をついてしまった罪悪感は努力でしか消せない」という言葉は、とても心に響く。

木根さんのように、堂々と「エアギタリスト」として振る舞い、でも努力をすることで嘘が本当になり、今、心から音楽が楽しく、かつ、上達していることが、素直にうらやましい。

もしかしたら、「夢」を語ることも、嘘をつくことに近いかもしれない。嘘をつくことは、夢を実現させる原動力なのかもしれない。もちろん、ある程度の根拠ある嘘(夢)でなければならないし、実行をともわなければ、単なる妄想にすぎないけれども。だから、夢を語りながらも今を大切にし、堂々と振る舞いながら、継続して努力することこそが大切だと思う。

自分に素直に。謙虚な姿勢でプライドを捨てて、明るく笑顔で、知識をどん欲に吸収すること。これが自分の成長のために大切なこと。そして、むしろ自分をさらけ出したほうが、他人から見ると魅力的に映るもの。

でも、たまには、堂々と「夢(嘘)」を語ろう。その夢が、自分を動かす原動力になり、成功へと導くこともあるからさ。

2016年1月10日日曜日

4 「ひらめきの式」をひらめく!

「ひらめきの式」をひらめく!

【はじめに】

最近、ドラマ、ドキュメンタリー、クイズ、お笑いなどのテレビ番組で、科学を扱うことが増えています。こうした番組の制作には、必ず科学監修や実験監修として専門家が助言をしています。実は私も、その専門家として、テレビ番組を陰で支えている一人です。

テレビ局の方々からの依頼は、毎日のようにあります。依頼内容は、質問、調査、台本のチェック、セリフの提案、シーンでの裏設定の提案、大道具や小道具のチェック、実験の提案、演技指導、クイズ番組の問題作成など、多岐にわたります。テレビ番組は、多くの人が視聴しており、作品も後世に残ることから、その社会的影響はとても大きいです。このため、細心の注意を払い取り組んでいます。


【「ひらめきの式」の考案】

私の代表的な科学監修や実験監修の作品は、フジテレビ系列の大人気!月9ドラマ「ガリレオ」です。謎解きの理論的根拠となる「ひらめきの式」のほとんどは、私が考案しました。

「ひらめきの式」は、基本的に複数の数式で構成しています。決して式変形を羅列するだけの数式ではなく、それぞれの式に意味を持たせています。

「ひらめきの式」を「ひらめく」ためには、まず、原作や台本を読み、物語の流れを把握し、物理現象を踏まえながら、個々に独立した複数の数式を生み出していきます。特に、複数の異なる現象をお互いの影響を考慮しながら解析(連成解析)することで、1つのトリックを明らかにする(ひらめく!)ようにしています。また、主人公の心の動きや葛藤、さらには、物語のキーワードなどを数式にする工夫もしています。このようにして、物語を数式で表現できた時の喜びは、忘れることができません。

単純な式変形ではなく、「ひらめき式」の各々の数式にはしっかり意味を持たせてあります。
また、テレビドラマですので、視聴者にも楽しんでもらいたい、という思いもあります。このため、簡単すぎず、難しすぎず、見る人が楽しみながらも、なるほどと思えるような数式や法則も盛り込むようにしています。最近は、インターネットの普及により、「ひらめきの式」を解説されている方もいらっしゃり、その解説を楽しみにしている一般の方もいらっしゃいます。したがって、物理的に間違いのない数式にすることを心がけています。しかし、天才物理学者の湯川先生(福山雅治さん)がひらめき、数式を書いていきます。このため、数式が天才的でかっこういい形にすることも心がけています。

湯川先生が書いている数式はどんな意味なのだろう?と興味をもってくれて、それを入口に電気や物理や数学に興味をもってくれる人が増えてくれたら、とてもうれしいです。


【人の上に立つのではなく、人の前に出る人間に】

私には、人の役に立ちたい、人を楽しませたい、人をワクワクさせたい、という使命感があります。毎日の生活の中に当たり前にある人々の喜怒哀楽を、見えないところで支えるのが工学のプロだと考えます。そして、私は、私しか持っていない経験があり、私だからできる役割があると考えています。私たちの世の中や組織の中では、2人として同じ役割の人間は必要ないと考えます。決して優秀ではない私が、テレビ番組の監修をしているのも、明朗快活でチャレンジ精神旺盛な性格の賜物であり、そして、大切な仲間のおかげだと思っています。

若かった頃、科学監修や実験監修などをした際は、自分自身に実力が無く、また自信もないため、満足いく仕事ができませんでした。しかし、壁にぶつかりながらも監修を続けていくと、学ぶことが多くなり自分が成長することを実感していきました。そして、このことで自分に自信がつき、どんどん提案ができるようになっていきました。どんな時でも、明るく笑顔でチャレンジし、前向きに継続して前進していくことが、結果を生み出す原動力になります。そして、監修者として壁を乗り越えた今、「立場が人をつくる」とはこのことかと実感しています。

このような経験から、最近の私は、「人の上に立つのではなく、人の前に出る人間に。」という理念の下、「使命感」と「協働」を忘れず、「笑顔」を絶やさず、「ポジティブ」に行動しています。人の上に立つのは、プレッシャーや不安のため、恐れ逃げ出したくなることや、遠慮したり、迷い悩んだりすることもあります。そんな時は肩の力を抜きプライドを捨てて、一歩でも人の前に出ることにしています。この時、謙虚で、先入観なく、見返りを求めず、常に周りに「応援」と「感謝」をしていくと、知らぬ間に、ポジティブで楽しい仲間が集まってきます。

実際に監修を行う際は、私の楽しい大切な仲間(テレビ局の方、研究仲間、同僚、研究室の学生など)と協働しながら、練り上げていきます。このような仲間とは、信頼と友情で結ばれ、お互いに「応援」と「感謝」でつながっています。困った時はお互い様、ということで、電話一本で相談に乗ってくれ、皆で協働しながら一緒に考え解決してくれる、心強い仲間です。相手に信頼される、ということは、いつでも見返りを求めず相手のために最善を尽くすことで得られると考えています。まずは、自分が最初に動き、変わることです。笑顔を絶やさず、ポジティブに行動し、応援と感謝をする。このことで相手に気持ちが伝わり、相手や環境が変わり、信頼関係が構築されていきます。常にこのことを肝に銘じたいものです。

このように、人の前に出て、人を巻き込み、組織を巻き込み前進し、社会を動かしていく。これからの社会は、こんな人材を求めていると考えます。


【おわりに】

大学は、学生が主人公だと考えています。学生は、どんどん挑戦し、失敗し、壁を乗り越えて欲しいです。次がある、そう思っていると、次はありません。石橋をたたき過ぎて橋を壊してしまうのでは意味がありません。恐れることや遠慮することなく、どんどん手を挙げ前に進んでいくことをお勧めします。そして、自分が成長したことを実感しながら、使命感を持って世界のために立ち上がり、そして、ワクワクする未来を創る。私自身そんな人間になりたいし、私はそんな人材の育成に力を入れていきたいと考えています。


*パワーアカデミー 電気工学のヒトたち「研究者コラム vol.23」
http://www.power-academy.jp/human/researcher/vol23/
からの転載。

2016年1月3日日曜日

3 HiCELの理念

東京都市大学 工学部 電気電子工学科
電力エネルギー分野 大電流エネルギー研究室
(HiCEL: High Current and Energy Lab.)
 
 
【HiCELの理念 / 研究室の雰囲気】
 
「人の上に立つのではなく、人の前に出る人間に。」
 
自分が成長したことが実感できる研究室です!
さぁ、使命感を持って、世界のために立ち上がろう!
そして、ワクワクする未来を、創ろう!
 
HiCEL(大電流エネルギー研究室)は、24時間、365日、私たちの社会を支えるために、活動しています。また、「ガリレオ」をはじめとするテレビドラマ等の科学監修や、将来の技術者の卵を育てる科学体験教室などの取り組みも行っています。
 
「人の上に立つのではなく、人の前に出る人間に。」を研究室の理念とし、自分の責任で使命感を持って取り組むことと、周りを巻き込み「協働」しながら、笑顔でポジティブに取り組むことを大切にしています。
 
そして、次の時代に新しい風を、使命感を持って。わくわく楽しい、明日の社会のために。次の10年の、私たちの暮らしを支える技術の構築を目指し、たゆまぬ挑戦と技術の進化を図っていきます。
 
  
【研究室の概要 / 研究内容】
 
・電力の発生や輸送から、放電プラズマの応用まで
・仮説とモデルを立て、それを実証するプロセスを重視
 
「人の上に立つのではなく、人の前に出る人間に。」を研究室の理念とし、研究だけでなく、人間力の育成にも力を入れている研究室です。具体的な研究内容は、電力の発生や輸送の過程で不可欠な大電流技術、特に、電力の安定供給のカギを握る遮断器の研究を行っています。また、これら基礎技術を基に、大電流を用いた放電プラズマの応用研究をしています。これらの研究は、計測と制御を切り札とし、超高速計測(電圧や電流、分光)、画像処理、電磁熱流体シミュレーション(Fortran、C言語)、LabVIEW、MATLAB/Simulinkを駆使して進めています。また、仮説とモデルを立て、それを実証するプロセスを重視し、第三者に伝わるプレゼンテーションのトレーニングもしています。2015年度は、博士課程1名、修士課程2年6名、修士課程1年8名、4年生9名、3年生8名が活動しています。
 
 
【研究室の特長 / 研究室の横顔】
 
・自分の責任で使命感を持って取り組もう!
・周りを巻き込み「協働」しながら、笑顔でポジティブに取り組もう!
  
研究室では、「なぜ?」と疑問を持ち、その疑問を解決する能力を養うことを目標にしています。1人1テーマで、企画から実行、結果のまとめまで一連の仕事を1人で成し遂げる習慣を養い、各人の判断で仮説とモデルを立てながら、問題発見と問題解決ができるようにするトレーニングを重ねています。その過程で、ゼミ、中間発表、合宿を頻度良く行い、研究を通して各人の技術者、研究者としての実力、並びに、人間力に磨きをかけるように取り組んでいます。大学院生は、毎年、国内のみならず国際学会で数多くの発表を行い、毎年のように発表賞を獲得しているほか、学会誌に掲載される成果も挙げています。これらの成果は、リーダーシップとメンバーシップを土台とした「協働」によるものであり、この力を養うために、各種のイベントの企画や参加も積極的に行っています。
 
 
【身につく知識 / 社会との接点】
 
・雷、遮断器から、照明、電気推進、溶接、切断、廃棄物処理、リサイクルまで
 
大電流技術は、電力の発生から輸送、放電プラズマ応用の利用において必要不可欠な技術であり、私たちの生活を支えている社会インフラを構築するための基礎技術です。電力の発生では、将来のエネルギー源の開発に向けた超高温プラズマの研究が、電力の輸送では、スマートコミュニティー構築に向けた系統保護、開閉保護、変電、落雷等の事故対策に関する各技術が求められています。さらに、放電プラズマの応用では、照明や電気推進の他、循環型社会の形成に向けて、金属加工における溶接や切断、廃棄物処理やリサイクル、表面処理に関する各技術なども求められています。本研究室では、これら基礎研究にて培われた技術を活かし、活発に企業とプロジェクトを組み、産学連携や共同研究を行うことで、社会に貢献する取り組みをしています。
 
 
【研究キーワード】
 
電力エネルギー(電力システム,大電流エネルギー,放電プラズマ)。大電流エネルギー,熱プラズマ,アーク放電,パルスアーク,レールガン,雷放電,溶接,表面処理,遮断器,限流器,電力系統,プラズマによる有害物処理等の研究に従事。具体的な研究手法は,電圧電流計測,分光,画像処理,電磁熱流体シミュレーション(Fortran,C言語),LabVIEW,MATLAB/Simulinkを駆使。

学問としては、電磁気学、アルゴリズムとプログラミング、電気電子計測、回路理論、電気機器学、量子力、電力系統工学、ディジタル信号処理、高電圧・放電、発電工学・電力エネルギー、プラズマ工学、電気応用工学、アーク放電、大電流エネルギー工学、雷放電、電磁熱流体。
 
 
【就職先】
 
<電気設備の保守・点検>
鉄道会社(JR東日本、東急電鉄、東京メトロなど)
電力会社(東京電力など)
電気保守・点検会社(関東電気保安協会など)
ビルメンテナンス会社(日立ビルシステム、東芝エレベータ、フジテックなど)

<メーカー>
電力機器・エレベータ、消防設備メーカー(日立製作所、東芝、三菱電機、富士電機、東芝エレベータ、フジテック、東光高岳(東光電気)、三英社製作所、小池酸素、ホーチキなど)
プラント(メタウォータ、水ing、日揮プラントソリューション、日立エンジニアリングアンドサービス、三菱プラントエンジニアリング、富士古河E&Cなど)
素材、ケーブルメーカー(太平洋セメント、古河電工、ビスキャス、ジェイパワーシステムズ、高周波熱錬など)
家電OA機器・計測機器メーカー(アドバンテスト、シャープ、エプソン、京セラ、オリンパス、リコー、オムロン、SMC、パイオニアなど)
電子部品・蓄電池・機械メーカー(日本ケミコン、ニチコン、新神戸電機、矢崎総業、ミネベアなど)
照明メーカー(東芝ライテック、スタンレー電気など)
医療機器メーカー(オリンパスなど)
住宅設備メーカー(TOTO)

<電気工事、電気設計・建設、プラント、ガス>
電気、通信工事会社(関電工、三菱プラントエンジニアリング、日本コムシス、九電工、住友電設、日本工営、三機工業、東光電気工事、中央電力など)
建設会社関連(大成建設、鹿島建設、前田建設、太平洋セメントなど)
ガス(サイサンなど)

<環境・公務員>
環境リサイクル会社(市川環境エンジニアリングなど)
公務員(世田谷区役所、横浜市役所、川崎市役所、東京二十三区清掃一部事務組合、日本品質保証機構など)

<その他>
アニメ制作会社(マッドハウスなど)

  
【進学先】
 
東京都市大学 大学院 (修士課程、博士課程)
 
 
【共同研究・受託研究】
 
電力機器メーカー、鉄道会社、プラントメーカー、廃棄物処理会社、玩具メーカー 等との共同研究を数多く行っています。
 
 
【地域活動】
 
「ガリレオ」をはじめとするテレビドラマ等の科学監修や、将来の技術者の卵を育てる科学体験教室(プラズママジックショー、マジカル☆サイエンスショー)などの取り組みも行っています。
 
 
【研究テーマ】
 
<電力の発生>
・超高温プラズマの発生と制御
・超高温プラズマの化学反応過程の解明
 
<電力の輸送>
・電磁熱流体シミュレーションを用いた遮断器の開発
・遮断器の信頼性向上に向けたアークの減衰過程の解明
・真空遮断器における縦磁界が及ぼす真空アークの拡散現象の解明
 
<系統の保護>
・分散型電源が導入された電力系統の保護
・電力系統における脱調遮断条件の解明
 
<放電プラズマ応用>
・ガスタングステンアーク溶接の放電物理と溶融池の解析
・高輝度アークランプの開発
・熱プラズマによる廃棄物処理とリサイクル技術の開発


*東京都市大学 研究室ガイド2016、パワーアカデミー 研究室[大学]データベース 2015年12月 より転載。